それにしても世界は狭すぎるというお話

 かくして、盛況のうちにエルフ語講座は終了したわけだが、隣に座っていたのがひかわ玲子さんであったと乗手の友人から後で聞かされた時には驚いた。早く教えてよ!(既に面識があると思われたらしい)
 世の中とは狭いもので、渋谷駅前のブリティッシュ・パブ ホブゴブリンでの二次会では、目の前に座っていたのが『D&D 第4版』の翻訳などを手がけられている楯野恒雪さんだったりした。「たての」という名札をつけられていたのでまさかまさかと思えば御本人である。名刺交換して二人で大笑いした後は、同席の麗しい女性陣と共に『指輪』関係ないマニアック話で延々と盛り上がる楽しいひと時を過ごしたのだった。
 まあ、よくあることではあるのだけれど、つくづく油断もスキもない世の中だ。(どうも、漏れ聞いた話によれば他にもゲーム業界関係者がぞろぞろ紛れ込んでいた模様)
 また、二次会の席上で、この日記で軽く触れたこともある『指輪物語』本(現在、まさに作業中)について、伊藤先生にご相談に乗っていただけることになったりもした。言ってみるものである。感謝感激。既に監修をお願いしている某大先生とのツープラトンで(スケジュール再調整のご相談をしなければー)、心強いことこの上なし!
 なお、伊藤先生にお伺いしたところ、来期から信州大学でエルフ語の授業を開かれるとの由。社会人聴講もOKとのことなので、何とか別の取材仕事などをうまくひねり出して足を運んでみたいものだと思う。