萌えクト本、黒いあんちくしょうのアレンジについて

 クトゥルー神話トリックスター、我らが黒いあんちくしょうについて、「闇に吠えるもの」ベースの美少女化はニャル子さん(主にアホ毛)でやられてしまったので、こちらでは「顔のないスフィンクス」でまとめることにした。その代わりといっては何だけれど、ガイドキャラクターとして御登場願ったナイ神父(ファーザー・ナイ)で盛大にハジけさせていただいたという流れである。
 実のところ、「奴」は本を買った人向けのサプライズだったのだけれど、イーグルパブリシングさんが冒頭コミックやガイドキャラクターの紹介ページをサンプルとして盛大に公開してしまったため、期せずして「闇に囁くもの」でHPLが味わった出オチイラストの悲哀を噛み締めたというのはここだけのお話。
 というわけで、JBなのである。ジョン・ランディス監督の映画『ブルース・ブラザーズ』を観て以来(直接的なイメージの源泉は大方のご想像通り賀東招二氏の作品にたびたび登場するオニール神父だが、SS版『黒の断章』のマクシミリアン神父のイメージも大きい)、僕のナイ神父はずっとあんな感じだったわけだ。もうひとつ、重要な典拠(19世紀のアメリカ文学作品)があるのだけれど、こちらについては別ネタ絡みなので伏せておこう。
 ともあれ、未見の方のために元ネタ動画を貼っておくので、ご堪能いただきたい。